つのぐむ早春





あつ姫が 倒れた日 私よりも
病院に近かった父が母とすぐに駆けつけて
くれました。
くも膜下出血かもしれないと聞いて
とにかく助けてください、と医師に
頭を下げていてくれました。
夜半11時から始まった手術は明け方の4時まで
かかりました。
台風が近づいている8月末のことでした。
その願い通り、くも膜下ではなく
脳内出血で手術が可能でしたから
後遺症はあるものの命が助かったこと
意識がしっかり戻ったことは神様に
感謝しました。
その後も父はあつ姫の見舞いによく
来てくれて、義理の伯父姪の関係ですが
彼女がとても信頼していたことを思います。
昨日は彼女が発熱したと聞いて見舞いましたが
幸いすぐに落ち着き、施設の駐車場に戻ると
生前の父が最後に彼女を見舞い、彼女を
抱きかかえるようにした父を思い出したら
突然グッと懐かしくなり、改めて父のいないことを
実感しました。
父の70才からの頑張りを思い起こし
暮らしていこうと思いました。
by akageno-ann | 2024-02-17 09:09 | 老育 | Trackback


