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小説はじめます


タイトルはのちほど

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そろそろ紫陽花

このところネット環境が悪かったりいろいろでした
いつまでこんな風にブログを続けられるかわかりませんね

そこで
書きためたものを一つ これからmoreに連載させていただきます

コメント欄はしばらく閉じさせていただきます

拙著「アンのように生きるインドにて」は、かつてコメントをいただきながら
書き進めていったのですが、今回のものは コロナ禍に書き上げました

お暇つぶしに読んでいただけたらと思います

エッセーは気ままにこのまま続けていきます

コロナ禍の3年間、いろいろなことがありました

その間 人との触れあいが少なくなり ひとり時間が増えて
年齢と共に これまでの日常を振り返りながら
また小説を書くことを楽しみました

実体験もありながら 推理小説を考えるように、混沌とした筋を好きなように
小説に仕立て、楽しくなりました

感情の奥底に眠るものを起こしていくのも
70才を境にこれは遺言を書きためるような気持ちになります

本にすることはなく 気ままによんでいただくネット小説として
よろしくお願いします
                        藤原沙也子

   小説の 転載はご遠慮ください(_ _)

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第一章  その1

私の母は五十四歳!ちょっと更年期という病を発しているらしい。

でも私が見る限り母は結構元気でマイペースだ。

私は母の年齢ではちょっとまだ幼いかもしれない十五歳。

母が三十九歳の時に生まれた、待望の一人娘だった。

だからといって、私は甘やかされてはいないと思っている。

みんな一人娘は大事に育てられ、何不自由なくと思うかもしれないが

これで結構苦労している。

実は父が病気療養中なのだ。

ちょっと重い病で、脳梗塞から半身不随になり、車椅子の生活をしている。

病気発症のとき、私はまだ十二歳、念願の私立中学校に入学してすぐのことだった。

我が家が幸せに包まれていたときに、突然父は倒れた。

お酒の飲みすぎが祟ったと、皆に言われていたけど、

母は高血圧に気づいてあげられなかったからだと、自分を責めていた。

でも、私は、これも運命だと思っている。


我が家がなんとか元気にやっているのは家に私のおばあちゃんの存在があるからだ。

おばあちゃんは父のお母さんだから、やっぱり母とはあまりしっくりいっているわけではない。

だから私はこの二人の間にたって、結構その潤滑油の役目を果たしているのだ。

多分おばあちゃんも、母もそれはわかっている。

そしてなんとか二人は喧嘩をせずに生活していると思える。

父は病気になってから、この二人が険悪になるのをすごく心配している。

父は呑気で優しい人だったのだけど、病気以来すごく心配性になった。

それが私のちょっと哀しいところだ。


父は、病気から半年間はリハビリ病院にいたけれど、今は自宅をバリアフリーに改築して

私たちと一緒に日常生活を送っている。

そして今は好きな絵を描いて、ほんの少しだけれどその絵をパソコンのホームページで

配信するようになってから仕事が入るようになった。


私も父に似て、イラストを描くのが得意だ。

父と二人でホームページを更新している。


収入は父の退職金や障害者年金があり、母はパートで非常勤の学校勤めをしている。

毎日ではない。まだ父の介助がかなり必要だから本格的に仕事はできない。


おばあちゃんはアパートを持っていて、その家賃が入るので、我が家はなんとか安泰らしい。

私もそのまま私立中に行かせてもらったが、高校は公立を受験するつもりだ。

そしてアルバイトもしようと思っている。

おばあちゃんは

『そんなこと考えなくていい』と言ってくれるけど、

母は

『できることはやってね』という。

その辺がまたもめる材料になりそうだが、私は自分のやれることはやりたいと思っている。

そのように両親に育てられてるらしい。

さぼって、努力しないのはすごく人生を無駄にしていると思う。

でも、我が家はこれからどうなっていくのか・・・・・。


実際のところ、まだだれにもわかるはずもない。

                       つづく


※縦書きの原稿を移しているので漢数字などそのままです。


by akageno-ann | 2024-05-20 21:08 | 小説 | Trackback