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ちどり草



今そこここに千鳥草が風に揺れています
葉も繊細な感じで素敵です

名前の可憐さも気に入っています


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百合もたくさん種類があるようで
ひとときカサブランカが人気でしたが
野に咲く百合たちもなかなかいいです

水仙と同じように毎年株を増やして
咲いてくれているように思います


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♡マークがなくていいねをつけられない
お気に入りブログがあります
一つはインド在住の方で

トピックが素敵でファンに
なり愉しませていただいてます♡


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そういえば今年グラジオラスが
咲きませんでした

毎年風に弱くて補強していたのですが


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でもこんなに百合が咲いてくれて
ちどり草の仲間たちも
ムラサキで彩りを添えてくれて
嬉しい限りです


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小説を書いています。
 お時間ある方はmoreへ 第三章最終7話です
    転載はご遠慮ください(_ _)  藤原沙也子

小説の最初のブログはこちらからです→→☆☆☆





  その7 


 翔一郎はマイペースではあるが、回復しているようであった。

一つのきっかけは彼の得意とするイラストだった。

始めはアニメのトトロやミッキーマウス スヌーピーなど理子がリクエストすると

何も見ないで、オリジナルに近いものを模倣したように描いていた。


美沙は、インドの生活を少し思い出したような夫に、

ふとその頃をもっと思い出させたくて様々なインド時代の写真を見せた。

その中でも翔一郎が特に興味を持ったのは、翔一郎自身がデリーの街角で撮影した

親子の牛の写真だった。

「ああ、この牛を撮った日のことをよく覚えているよ。

ラジパトというマーケットだった。

暑くて自転車で買い物に行ったが、フラフラしたよね」

そういう翔一郎に美沙は

「そうそう、私はサングラスのメタルフレームが熱せられてこめかみから熱が伝わって。

驚いて急いで外したの。

暑かったわね~~あちらに渡ってすぐの頃でなんでも物珍しかったのよね」



その日、彼はこの牛の親子をイラストとして描いた。 
そして慈しむような表情を理子に移して


「この子牛のように理子は可愛い赤ちゃんだったよ」

そう言うのだった。

理子は、父にインドの風景を描いていってほしいと、その時思った。

自分の知らないインド、そこに両親が住んでいたこと、

そこでの生活の様子にとても興味が持てた。


美沙もまた、あの現地でなかなか絵を描こうとしなかった翔一郎が

今こうして描き始めたことに不思議な時の流れを感じていた。


人間はこうしてそれぞれに人生を紡いでいるのだ、

とある感動に似た感情が湧いてくるのだった。

                     第四章につづく




by akageno-ann | 2024-06-12 21:00 | エッセ- | Trackback