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朝の空に祈る



朝の空に日本中の今日の
安全を祈ります


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朝4時半になると日が昇り
明るくなり、散歩の人々が
動き出します

皆さん長距離を歩かれてます
私は花壇の往復と
水やり草取りがルーティンです


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😸のさやかは昼寝をよくします
この後ろ姿に大いに癒やされ
そしてこんな風に暮らすのが
良さそうだと教えられます


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紫陽花の花の長さにも感謝したいです
そろそろ日焼けしたり
色褪せてくるものもありますが
アナベルはまだまだ愉しませて
もらえます

挿し木用にいただいたりも
しています



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小説を書いています
第六章に入りました
 その3です
 
お時間ありましたらお立ち寄りください







 その3 高校生の理子


 理子は高校生活が始まって溌剌と登校していた。

父親が家に戻ってきたことを無邪気に喜ぶ高校生であった。

母親の美沙は全てを父の介護を中心に考え、

毎日のスケジュールを立てていた。

それでも母は理子の弁当つくりには気持ちを込めてくれているようだった。

母の寝不足は間違いなく、理子は自分のことは自分でやらねばならない、

と感じていた。

祖母の信子も料理はうまく、母と頑張っているが、

八十歳に手が届きそうな年齢なので、あまり無理はさせられなかった。

理子は決して哀しくはなかった。


 父親との病院での生活で、障害者である家族がいることを

自然に受け止めることができていた。

リハビリ病院でも父翔一郎のことを病人扱いするより、

健常の人に接するような雰囲気があり、その感覚を一番

受け止められたのは理子だった。

学業優先という立場にいる自分のことを、理子は

『そのままではいけない』と思っていた。

アルバイトもしたかったが、私学では公には禁じられているので

その分勉強し、余った時間は父との生活に喜んで費やしたかった。


毎日の学校での学習やクラブ、クラスのことを楽しげに

車椅子の父親に寄り添って話していた。

不思議なことに翔一郎は、喜びをあまり表さなくなっていた。

その彼が理子の顔を見るだけで笑顔になり、理子の話をくまなく

理解しようとする気持ちがあるように美沙には思えた。

ついそばにいて、言葉を挟んでしまいそうな自分を感じて、

美沙は理子と翔一郎の時間は二人だけにするようにしていた。

自分の娘であっても理子に全てを任せてしまうことはできないし、

また理子自身にどれほどの介護の力が備わっているかは、

まだわからなかった。

しかし翔一郎の反応には大いに期待ができた。

今しばらくこの静かな状況を大事にしていこうと感じる

美沙がそこにいた。


                つづきます


 ※家に籠もっていても熱中症になるそうです。

 空気の入れ換えや 軽く身体を動かすことも

 忘れないようにしたいです。

 猛暑の日々も脳は疲労していると聞きました。※

 


by akageno-ann | 2024-07-09 19:54 | エッセ- | Trackback