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ひとりひとりの空



第11派とも言われる頃なの
流行が報じられています

旅をする友人も多くいて
マスクたくさん持って行きます
との話をしていました


夏空はいつものように
美しく、定点からの空が
自分の気に入りの空なのだと
感じていつもそこに立ち止まります


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大谷選手の話題は最近の
事件事故の多いニュースの中で
ホッとさせてもらえる良いニュース

球場の小さなゴミ拾いもする
彼らしいデコピンちゃんを
連れてこないのは
「トイレをしたらいけないから」との
気遣い 自然でさすがだなあと
夫婦で感心しきりです


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昨日の空も美しかったです

昨日向日葵のようなやさしく素敵な
先輩友人の葬儀でした

突然のことで涙いっぱいの
教会でのお式

コーラス仲間でしたから
♪アヴェ ヴェルム コルプス♪
モーツァルトの賛美歌を
歌わせていただきました


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85年の歳月を家族と友人地域のために
捧げられた方と皆で悼みました
2週間前までお元気でしたので
「突然の死は神に召されるようでした」
との言葉が深く心に残りました


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小説は第六章 その9です
 この小説にタイトルをつけようと
 考え中です。

根底には「アンのように生きる」が
あります
お時間ありましたらMOREにお立ち寄り
ください(_ _)






 その9 Birthday Party


 その年の四月十七日はちょうど土曜日だった。

理子は私学の高校だったので休みではなく、半日の授業を受けて

戻ってくる予定になっていた。

だがその朝、母の美沙に帰り道にメイ子と落ち合って、

買い物をして一緒に帰ってくる、と楽しげに話していた。

美味しいバースデーケーキを買ってくるという。


久しぶりに美沙も楽しみだった。子供の頃バースデーケーキは

バタークリームのものが好きだった。

最近は生クリーム系が多くて味もこってりとしている。

バタークリームのケーキのスポンジの間にはオレンジのジャムが

はさまれていてそれが翔一郎はそれが好きだった、と思い出した。

今日はそんなことを彼も思い出すかもしれない・・・

ふと美沙はそんな期待をして心愉しんでいた。


翔一郎には朝食の時からその日誕生日パーティを行うことを話していた。

「何歳になるか覚えてる?」

そう美沙が問うと、翔一郎は

「五十五歳だっけ?」

と、答えた。

やはり翔一郎は倒れた日から時間が止まっているのかもしれなかった。

時間の経過に焦ることもなく、日々は坦々と過ぎていたのだ。

しかし彼は自分の誕生日のパーティを開いてもらうことには喜びを表した。

「メイ子ちゃんも来てくれるのよ」

と、美沙がいうと、

「デリーでも誕生日したよな」

そう翔一郎は答えた。

美沙はまたデリーの日々をしっかりと思い出す翔一郎に気づいた。


デリーの思い出を語ることが 記憶の糸を繋いでいく可能性を感じられた。


          次回は第七章に入らせていただきます♡♡

                  




by akageno-ann | 2024-07-19 06:37 | エッセ- | Trackback