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台風一過


日本は四季もあるが
台風も必ずやってきて
日本中を脅かすことがある

ご近所の別宅も雨戸をすべて
締めるように連絡が来て
皆ヒヤヒヤしていたが

無事この過ぎてくれてホッとした朝です


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何処も大きな被害がありませんように

六月末は神社での夏越しの祓えがあり

これからの半年もまた
無事であるように、と祈った
ことを改めて思い返しました



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高知の椙本神社にて

茅(ちがや)のこの輪を皆で手作りして
お授けしました


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神社で叔母が保護した
😸のこいこいも
常に境内を見回ってくれていると
従妹が写真を送ってくれました


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今日もまた猛暑だそうです
同じ場所でじっとしているのは
なんだか不健康な気がして


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朝の内に見回りに
朝顔が元気に花を
たくさんつけてくれています


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小説「アンと共に生きて」を書いています。
 お時間ある方はmoreへ 第九章に入りました
    転載はご遠慮ください(_ _)  藤原沙也子

小説「アンと共に生きて」の最初はこちらからです→→☆☆☆






第九章その1のつづきです

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片山信子は大正時代の後期に高知市内の薬屋の

次女として生まれた。

兄弟姉妹は五人ほどいて、長男一家は現在も薬問屋を営んでいる。

もちろん今はその息子の代になっていたから信子も法事以外に

生家を訪れることもなくなっていた。

兄が亡くなって十年近くになるから、三回忌に戻った時を

最後にもう数年高知へ足を踏み入れていなかった。


七回忌は元気だった息子の翔一郎が美沙と理子を伴って帰っていた。

そして昨年翔一郎はこうして障害者になり、親族にも報告をしたが、

わざわざのこちらへの見舞いを丁重に断っていたのだった。

信子の気持ちが大きく変化したのは、平田メイ子との同居だった。

翔一郎が大きく反応し、昔知り合いだった人との交流によって

脳の快復が見られることに、気のせいであっても、

もっと大きなきっかけを作って見たいと思っていた。


ましてや、八十歳になる信子自身、そうそう長旅はしんどいものに

なるのを感じていたのだ。

高知は初夏の季節が一番好きだった。

鰹は旬を迎え、若葉の美しさは見事なものであった。

仁淀ブルーで有名な一級河川、仁淀川の川の光は何か大きな

エネルギーを人に与えてくれるようでもある。


信子は美沙に自分が旅行費用を出すから、翔一郎にとっても

同行の皆にとっても寛ぎのある良い旅を計画するように

熱心に頼んだのだった。


                    九章 その2に続きます



by akageno-ann | 2024-08-17 07:09 | エッセ- | Trackback