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ミュージカル秘密の花園 

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素敵なミュージカルに出会えました
友人のお嬢さんが主役メアリーの母役で
好演されました。

クリスマスシーズンにぴったりの
作品でした。

小学校6年で読んだ
英国の作家バーネットの
「秘密の花園」

主人公メアリーの両親が
駐在先のインドのボンベイ(現ムンバイ)
にてコレラに罹り他界してしまい
英国の伯父に引き取られ

その家のガーデンで起る
魔法のような美しい結末


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インド赴任時代の友人の
お誘いでしたので
とても懐かしく


作家バーネット夫人は
イギリス生まれの米国の作家で

「小公女」にもやはりインドが
出て来ますね


なんとなく親近感がわきます

大人になってかつての
少年少女向けの本の
内容がわかってくることも
あり、楽しいです。

そしてとてもあと味のよい
作品でした



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家にある人形たちを
いろいろ出してみました

老夫婦のサントン人形は
かつてニースで求め

それから30数年経ったのだなあ
と、つくづく・・・・・。

小説「仁淀川に帰す」の
第4章 その10です
続けてお読みいただき
感謝いたします。

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 その10


 しのぶの東京の生活もすっかり板についてきた頃

 亜実の下にできた子どもを流産してしまった。

  亜実4才の秋であった。

 


 しのぶは心のショックもあり、体調がすぐれなくなり、

孝之は心配で高知から母親かねを呼びたかったが、

神社の方が忙しくて上京できず、家政婦さんを頼んだ。


その人は優しい人で 亜実の好きなものを夕食に作ってくれたり

遊んでくれたりして通いで数時間滞在してくれた。

亜実もすっかり懐き 心配して手紙をよこしていたかねにその様子を

しのぶも手紙にしたためた。


あの頃の郵便は東京と高知は1週間ほどでやりとりできていたようだった。


一日だけしのぶが入院した日の翌日 孝之は休みをとり、

朝食を亜実のために初めて作った。

かつて満州時代に実母の看病をしていた孝之は実は

家事は得意であったのだ。


幼い亜実はそのときのナスの味噌汁の味が美味しかったと

ずっとあとにも話していた。


日頃厳しい父親との二日間の暮しは、いつもより父孝之が

優しかったことも嬉しかった。

そんな風に家族3人の東京生活は営まれ、少々望郷の念が

薄らいでいるようだった。

しかし翌春にかねが上京して、また一家は元気になっていった。

   

 ☆☆第四章 は 終わります。年明けに第五章に入ります。

          良いお年をお迎えください。


          来年もよろしくお願いします。




                 

by akageno-ann | 2024-12-26 20:46 | エッセ- | Trackback