冬から春へ
今年の節分は2月2日ということでいつもより
1日早いそうです。4年ごとくらいに起ると
ニュースで聞きました。
そして3日が立春 まだまだ寒いですが
それでも春の声は嬉しいです
冬枯れの菩提寺も趣がありました
今朝は雪をいただいた富士山も
格別に美しくて風に負けずに
歩きました


その6
亜実は中学生になった。
家から5分ほどという近さで、このことは
後にあまり良い環境とは言えなかった。
教育熱心だった父孝之は孟母三遷のとばかりに
公立学校の近くに小さな家を建てた。
当時は越境入学というのが黙認されていて
公立なのに電車通学してくる生徒がかなりいた。
またその生徒が優秀だった。
亜実はのんびりしている性格だったが友人たちの
学習への意欲の強さに影響されてなんとか頑張れていた。
特に国語の女性の教師が素敵ですっかり憧れていた。
早稲田大学日本文学部の卒業で、文学少女だったと聞いた
ちょうどお腹に赤ちゃんがいらしてその中を毎日休むこと
なく出産まで頑張られていた。
その先生が好んだマーガレット ミッチャムの
「風と共に去りぬ」を
亜実も真似して夜中までかかって読みふけり、
母に叱られることもあった。
亜実も教師を目指したのは中学校の2年の時のようだった。
つづく
by akageno-ann | 2025-01-26 15:07 | エッセ- | Trackback



