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仁淀川の魅力



故郷仁淀川町の今の様子を知らせてくれました


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仁淀川町引地橋の

花桃と桜です


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こちらは入間市の今日の桜並木

早朝から強盗事件があったと
防災無線が入り皆で
気を付けあいました



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桜の頃は人々の動きも増えて
実家からの帰りの電車では

花見のあとのほろ酔いの
乗客がありました

小説「仁淀川に帰す」は
第七章に入ります

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 第七章 三人の祖母

 

その1


 亜実には父方と母方の二人の祖母がいた

しかし実際にはもう一人父の実母の存在があったので

亜実の心中には3人の祖母がいるのだった。



父孝之の実母()遊子(ゆこ)は戦後の満州からの引揚げ後故郷仁淀川沿いの病院で

43才で亡くなっている。しかし父の思い出話に出てくるその母は情の深い

教育熱心な女性だったようだ。



身体が弱かった自分と子どもの頃肋膜など患った孝之のことを思ってか

当時の満州の医大に進ませて孝之を医師にさせたいと思っていたそうだ。

戦争がなければずっと満州で暮らすつもりだったのだ。


だから学校の成績には厳しかった。「勉強しろ」とはあまり言われなかったが

家庭の中に学習する雰囲気を創り出す人であった


「おばあちゃんは、今で言う教育ママのようだった」と父孝之は述懐する。

その名残を示していた亜実の父は小学生用の世界文学全集を揃えてくれていた。



読書が大好きな父であった。亜実がきちんと読んでいないことを知ると 

いろいろと本の内容を質問してきたりした。

亜実にはそれがいたくプレッシャーになっていた。



しかし親の思いを素直に受けるというのもその子どもの能力なのかもしれないと

教師になってつくづく感じることが多かった。

読書が好きになる雰囲気作りは教室の中にも必要なことだったのだ。



社会科の研究主任だった先輩教諭の教室作りはマニアックで 学級文庫の内容が

亜実たち教員にも大きな影響を与えた。



 母方の祖母かねは文学に強い関心をもっていた。

和歌を特に好み 万葉集の歌を諳んじていた。

おそらくそれは亜実の知らない亡き祖父の影響のようだった。


                 つづく



by akageno-ann | 2025-04-08 20:56 | エッセ- | Trackback