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チェンバーオーケストラ&ハイボールフェス



昨日も上野に行きました

芸大のチェンバーオーケストラの
演奏会の招待券いただきました

友人も誘いましたが仕事で残念

チャイコフスキーの「フィレンツェの思い出」
全曲聴くのは初めて

若い大学院生のオーケストラで客員の
コンサートマスターは有名な
方で若々しく学生たちを導きながらの
素敵な演奏会にしていました



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この日雨の予報でしたが

大した降りもなく


恩賜公園では下町ハイボールフェス

一人だったので通り過ぎましたが

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コンサート終演後の夕暮れには
賑わってました
(写真はサイトから拝借)
スマホをむける勇気がなくて

弦の響きが余韻になって

エネルギーをたくさんいただけました。


小説「仁淀川に帰す」
第八章その11です






 その11


 亜実の友人Mは物静かな雰囲気で高校時代から

随分男子生徒に憧れられたが本人は意に介せず当時から

フランスに大きな興味を持っていた。



大学生になったときにフランス人に嫁いだ女性から

誘われたから、と「仏人のご主人に仏語を学ぼう」と亜実も


誘われて1ヶ月に二度ほど阿佐ヶ谷まで通ったことがあった。

ご主人は年輩の方であったがあまり日本語を話せないのがかえって

よくて皆でフランスについて、随分と自作のテキストで

楽しく学ばせてもらった。


亜実は自宅に招いて日本料理を母と一緒に用意して喜ばせたこともあった。

Mはその頃から密かにフランス留学を志していて、

仏語の上達ぶりは素晴らしかった。


亜実はK氏との別れを経験して人それぞれの恋愛について

深く知ることになった。

Mがやがてパリ大学に留学して かなりの苦労しながらも

テニスを通じて知り合ったJ氏と恋愛していることは

手紙で知っていた。


留学もすんなり両親が許していたから仏人との恋愛について

母上が今更拒否する様子が驚きであったが、自分が

その間に入ることはせずに、友人としてMとその恋人Jに対して

できうる限り親切にしたかった。


Jは客観的にみて優しいそして日本を愛そうとする

青年だったのだ。


こんなとき別れた年上のK氏に相談に乗ってほしいとは思った。

そう思った時、亜実は一番寂しさを感じていた。


                      つづく


by akageno-ann | 2025-06-16 05:29 | エッセ- | Trackback