立秋なのに
この夏は「暑いですね」の
言葉しかなくて葉書を
まだ書いていません。
残暑見舞いの気候になってしまいました





気まぐれエッセー
インドの想いで
この暑さの中でやはり思い出すのは
ニューデリーでの生活のひとこまです
あのアイロン屋さんの家族はどうして
いるかしら・・・
毎朝8時になると我が家の目の前の木陰で
アイロン仕事をする母と息子 そして小さな
娘二人
リヤカーを引くのは背の高い息子で
痩せている母をリヤカーに乗せて
来るのです
小さな娘たちは就学前のようで
母についてアイロンかけの手伝いを
しています
雨でないかぎり必ず
私も隣家の奥さんのすすめで
アイロン仕事を頼みました
炭火のアイロンでしたので
最初は躊躇していたのですが
一度シルクのサリーを頼んだらあまりに見事に
仕上がったので以来綿製品などを
頼むことにしたのです
仕上がると二人の娘たちが「トントン」と
小さな音でドアをノックして持ってきて
くれます
ほんの少しお菓子などをあげると
はにかんで膝をかがめて「サンキュー」と
小さくお礼を言ってくれました
デリーは小さな子どもも少し英語を使いました
もう35年も前の話ですが おそらく電化が進んだインドも
あのような木陰のアイロンかけの仕事は
ないように思いますが、
美しかった二人の娘さんと家族の
幸せを祈るのです。
by akageno-ann | 2025-08-08 14:06 | エッセ- | Trackback


