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My birthday

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誕生日に寄せて親しい友人から
メッセージをいただき
感激してます

このブログに誕生日月間なんて
書いていたせいでもあります113.png


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友人の庭から根分けしてもらった
トレニアが咲きました

そして一度枯らしてしまったと
思いながら水やりしていた
アサガオが咲きました



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隣のコムラサキも秋に向かって
元気です


車で通りかかった知人が
クラクションを「イイね」と
二つ鳴らしてくれました114.png


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そして一昨日学生時代からの
親友Yちゃんが池袋まで来てくれて
久しぶりに乾杯

パリに二人で行った時の
珍道中の話で
盛り上がりました169.png



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銀座ライオンの支店で
午後3時からはとても空いていて
そして美味しかった



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小説「仁淀川に帰す」
終章の9です。

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その9


 十日間 正之は昏睡状態にあった。



亜実と母親しのぶは毎日面会に来てその都度彼の名を呼び

手足をさすった.


そういう刺激がいいという情報を得たしのぶは神に祈りながら


「この子をこの若さで命を終えないでください」と

言う気持ちでいたのだった。

目を開けそうな様子もあり 毎日の見舞いは少しも辛くなく

家族は皆目を開けたときにそばにいたい、という一心であった

父孝之は冷静であった.


彼は教育関係にいたせいかいろいろな場面に遭遇していたので

神様に任せよう、という思いがあったのかもしれなかった。

自分の気強い性格を持ち合わせていたら正之はきっと

甦りリハビリも頑張るであろうという期待はあった.


そして当直だった医師の本多を信頼していた

実直で手術が成功した直後は長時間の疲れもみせず


「手術は成功しました」と明るく語った夜の彼を

信頼できる医師と確信したのだった。


そして手術の翌日、改めてカンファレンス室でレントゲンの

映像を見せながらの説明ではかなり厳しい状況を話してくれた。

最悪は、寝たきりになるおそれはある

命は大丈夫だが脳の三分の一にダメージがあるので

左半身不随の状況は免れない恐れがある、と。


しかし家族三人はどこかに楽天的なところがあって

「生きてさえいれば」と言う思いだけだった。


そして十日後、正之は目覚めた。


                  つづく


by akageno-ann | 2025-08-21 08:31 | エッセ- | Trackback