芽吹く頃

次第に早くなる花壇への道
子どもたちの登校も始まって
あたりは急に活気づく
お母さんたちも最初のうちは
仕事のある人も無理をして
見送っている
いろいろな事件も
あるこの頃なので
見守りは大切
花壇の帰りに散歩コースを登ってみた
三つ葉躑躅が見事に
咲き誇り、散歩の人々の目を
惹きつけている
アヤメが芽吹いている
今年も早い気がする
日本菫がポツンと咲いている
今が一番楽しい時期なのかも
しれません。
花を愛でながら対話することが増えた
季節を感じさせてもらいながら
過去の様々な想い出を反芻する
幸せを感じたあとの怖さも知っているので
有頂天になることはない。
かつて従妹が倒れた少し前に
故郷に帰っていて 同じように帰省していた
彼女と会えなかった日のことを思い出した
叔母である彼女の母が
「アンちゃんたちが帰っているから
食事をしにきなさいね」と
メールしたらしいが彼女は
草取りが大変だからと来なかった
外国に一人で行ったり
娘の教育に必死だったりなかなか魅力的に
過ごしていたのだが、その夏の陽射しの中での
無理が祟ったのか、東京に帰った夏の終わりに
外国からの友人を自宅に招いていて
その最中に倒れてしまったのだ
その翌日から彼女の人生が全く別の
ものになっていった
あのとき、もっと熱心に
「一緒にご飯をたべよう」と誘っていたら、と
何度思ったかしれない
今は私の傍で療養しているが、あれから20年の
歳月私も帰省以外の旅行はやめてしまった。
間もなくアメリカにマクロビオティックの
勉強に行こうとしていた彼女の思いが
途絶えてしまい、娘もまた人生の方向転換を
余儀なくさせられたのだ。
家族の健康状況を見定めるというのは
なかなか完璧にはいかない。
今日は草取りしながらそのことを強く思った。
by akageno-ann | 2026-04-09 09:25 | Trackback






