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手紙と本とリーフレット

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今日は少し雨が降ってくれそうな
気がしていた

この野生のような向日葵も
また水分が与えられる

昨日ポツンと一軒家を見ていたら
60歳の努力家の男性と
その奥様の暮らし方に

水を花壇に運ぶくらい
何でもないこと

と、思わされ元気が出た




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最近本も読むようになったし
リーフレットを大切にするようになり

また文通も楽しむようになった

今日は若い従姉妹から丁寧な
手紙をいただいて嬉しかった

昨日は80代の友人より
改めて本の良さを教えられた



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「小説仮題 祖母は魔法が使えたかもしれない」

翔君の祖母はもちろん私たちの祖母でもあり
明治生まれの薬屋の長女だった

夫は旧制中学の国語教師で登山家だった

体躯のしっかりとした長身の人で
男子校のワンゲルの顧問もしていた

甘党でお酒は飲まない夫は話題が豊富で
祖母はとても尊敬していた

結婚生活は20数年で終わってしまったから
余計にそのよい思い出が多くて孫たちにも
色々聞かせてくれた

翔君は祖母にとって4番目の、そして
初めての男の子だった

私たち女子も祖母は慈しんでくれたが
翔君への愛情は他と比べ物にならないものを
私は感じていた

翔君の姉は私の年下の従妹になるが
彼女に言わせると
「おばあちゃんの翔のかわいがり方は
度を越している」のだそうだ。

祖父は急病で49歳で他界しているのだが
結局 翔君も同じように早逝した

私は祖母が彼を招んでしまった、と
思っている。

                



by akageno-ann | 2026-07-13 17:39 | エッセ- | Trackback