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小休止 ドイツとインド

いつも「アンのように生きる(インドにて)」を読んでくださってありがとうございます。

そして応援のお陰でランキングも上位にいさせていただいてとても嬉しいです。

私はやはりデリーから主人と二人でドイツに先ず、参りました。

もともとドイツ語ができるわけでもないのですが、(大学ではシュネービットヘン「白雪姫」をちょっとよんだだけ・・と主人は申してます)なぜかドイツに行きたいと、確か全然知らないけれど
メルフェン街道のそばかな?ということでハンブルグあたりの町を内心希望して、在外派遣教員試験を受けた主人です。

私は因みに密かにパリ日本人学校をねらってました。もちろんフランス語はできませんが・・憧れです。

しかし、その派遣の年の1月8日に・・突然「ニューデリー日本人学校」派遣の命がおりました。

ドイツを希望していたのを知っている人の中では「インド」「ドイツ」のなんとなく語呂合わせで勘違いしたのか

「ドイツ派遣てききました。おめでとう。」

など言ってきてくれる人がいまして、「インドよ」って訂正するとなぜか焦ってらしたこと
今は楽しく思い出します。

インドとドイツの共通点は何かあるのか?と調べましたら、ひとつありました。

ドイツ語です。
「ドイツ語はインド・ヨーロッパ語族の中のゲルマン語の一つです。このインド・ヨーロッパ語族というのは言語の血縁関係が割とはっきりしているものを集めたもので、東はインドの言語から、西はヨーロッパの数多くの言語を含みます。」
と、何かの資料で見たことがあります。

しかし、ヒンディ語がドイツ語に似ているような例をここであげることはできませんが、遠くサンスクリット語が語源のインドの言語が地続きのヨーロッパに影響し、また影響を受けたとしてもそれは不思議ではありません。

私たちの夫婦で最初のヨーロッパはその憧れのドイツから始まったのですが、最初はフランクフルトの街中で荘厳な時を告げる教会の鐘を聞いたら、私は感動で立ち止まってしまいました。

驚いたことに、各国派遣教員のそれぞれの国の感想の中に、「ドイツの荘厳といわれる鐘の音も、慣れると耳障りなこともあります。」

など聞いたことがあるので・・・・「なんという贅沢な・・・」とその時ものすごく羨ましく思ったことをまざまざと思い出します。

この旅は、ドイツ、オーストリィ、スイス、スペイン、フランスといっぺんに5カ国を20日で回りました。

普通の観光ルートではない面白い印象の旅になりました。

インドという国に派遣されたからこそ感じる「インドからわたったヨーロッパ」という
タイトルのエッセーを書きたくなります。

このローテンブルクで二つの小さな出会いがありました。

旅は全てが出会いですが、インドにまつわる出会いです。

写真はあまりに感じのいいご夫妻に「日本人ですか?」と英語で声をかけられ互いに写真を撮り合ったときのものです。

「はい、日本人ですが、今はインドに住んでいます。」と英語で答えました。

お二人はオランダからの観光客でした。小休止 ドイツとインド_c0155326_23103430.jpg

「インド・・あの太陽のいっぱいある国ですね。この年になってしまったけれど、一度は行きたいです。夢の国ですよ。」と話された時のショットです。

感動しました。オランダの住んでいらっしゃるところは太陽が足らないと、おっしゃるのです。

とても私を気に入ってくださって、ハグしてくださいました。

当時まるで自分の祖母のような年代のその奥様の抱きしめてくださる感触が蘇ってきます。

大きな励ましになりました。心からインドを夢の国とおっしゃってくださったように感じます。


もう一つの写真はここの土産物屋さんで店主がこんな可愛いアザラシ親子を作って売っていたので、買いました。小休止 ドイツとインド_c0155326_23201588.jpg

その若いこの作者も「インドに住んでる・・いいなあ。太陽があってうらやましい」と
しきりにとても素敵な顔で言ってくれます。

そうかあ、ヨーロッパは日照時間が短いらしい、と知ったのです。

まだまだお話したいことがあります。

またこれからも小説で、またはこうしたエッセーでお付き合いいただきたいと思います。

リンクしているブログも素敵なものがいっぱいです。

どうぞご覧になってくださいね・

今日はこれで失礼します。


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今日は私の旅日記を聞いてくださってありがとうございました。
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by akageno-ann | 2008-03-12 23:13 | 番外編 | Comments(15)

Commented by まーすぃ at 2008-03-13 03:15 x
5カ国を20日間で!!素晴らしいたびになりましたね♪

インドとドイツの共通点、「ドイツ語はインド・ヨーロッパ語族の中のゲルマン語の一つ」ということ、勉強になりました!

そして、感動したのが、オランダからの観光客の方のお話。インドにそんな風に憧れているなんて、なんだか、嬉しいなあ!!

人の価値観や人生経験、生活環境は違うから、同じものを見ても、美しいと思う人もいれば、美しくない、と思う人もいる…。


でも、インドに住んでいる人がこの言葉を聞いたら、嬉しいだろうな♪ インドに住んでいなかった私が聞いても、とっても嬉しい気持ちに包まれました!!

あざらしの親子も、とっても可愛くて思わず微笑みました!!

応援♪
Commented by ロッキン at 2008-03-13 03:23 x
インドとドイツの共通点があるなんて、考えたこともありませんでした!
C子のクラスメートのママがインド人の方がいて、彼女とよく話すんですが、annのこのお話を聞いて、今度彼女にインドのことを聞いてみよう!と思います。

オランダからの観光客の方・・・素敵なご夫妻でしたね!
その方たちが1度はいってみたい国といってくださったその国でann
さんご夫妻は人生をさらに豊かなものにされたんでしょうね!

明日はドイツ旅行の続編ですね! 楽しみにしてますっ!
Commented by ママ at 2008-03-13 07:53 x
今日は俺様が早く行ったので早くから見れましたワ-(ノ๑´^ิ౪^ิ)八(๑^ิ౪^ิ๑)八(^ิ౪^ิ`๑)ノ-ィ!!!

ドイツもインドもママはとても好きな国になりました。
やっぱりannさんのブログは素敵です♥
こんなに文才で素晴らしいブログが見れてママって
凄いなぁ~って(థฺˇ౪ˇథ)ゥフフ

たまに軍団にも読んであげています。

次男は美沙さんが好き~♥ っていつもの女好きが(o´益`;o)aポリポリ

これからも素敵なブログ書いて下さいΣd(・ω・*)ネッ
コメント下手だけど毎日ちやんと見てますから(*´益`)エヘ♪

└(・∀・)┐ズンズン┌(・∀・)┘チャッチャッ ポチポチ
Commented by ママ at 2008-03-13 07:53 x
▄█▀█● すいません。興奮してコメント書きすぎた▄█▀█●
Commented by akageno-ann at 2008-03-13 08:16
まーちゃん、インドの人の気持ちになってくれて感謝・・
こうして出会えた方たち20年前お元気でいらっしゃるといいなあって感じます。お互いにばったり道であって言葉を交わす。
そういうことがドイツでは多かったです。
素晴らしい国、そこの人々に魅惑的・・といわれたインド
すごい国ですよね・・ウインク
Commented by akageno-ann at 2008-03-13 08:18
ロッキンちゃん、ブログ開設ほんとにおめでとう。
素敵です!インドのお友達にお話を・・是非そのことも
教えてね。そんな風に感じてもらえてものすごく嬉しいです。
このオランダの方との出会いからたくさんのお年寄りと
触れ合うきっかけができました。
また紹介させてください。
Commented by akageno-ann at 2008-03-13 08:20
ママ・・ありがとう
感激してます。モテモテ次男君さすがにいいセンス・・笑
私も好きなタイプに書いていると思います。

コメントすごくいいです。また是非いっぱい書いてください。

興奮して・・・って最高の誉め言葉だよ!!

Commented by panipopo at 2008-03-13 09:25 x
ステキな出会い、それも旅先って素晴らしいですね~!
ハグしてくれたご婦人もannさんを抱きしめたことで、インドの太陽や雰囲気を感じ取ったのかも、って思いました。憧れの国でも行けるかどうかもわからないですものね。きっとannさんによって、インドを感じ取ったんですよ☆

ほんとだ~!あざらしの親子ですね。可愛い♪ ほのぼの。。。

ドイツとインド、なんとなく似ている響きですね。共通点がひとつあるというのもうなずけます。ユーラシアの融合点のインドだから、ヨーロッパの影響もたくさん古代から受けて来たんだと思うと雄大。。。

Commented by akageno-ann at 2008-03-13 15:53
panipopoちゃん、出会いって不思議ですね
なんとなく同じ道を向かい合って歩いていると素晴らしく優しい笑顔に逢えました。日本贔屓の、アジア大好きな方たちでした。
大きなメッセージもらえました。

何年たってもその情景がそのまま、そして若い自分に置き換えてます・・笑
ユーラシア大陸・・本当に皆いろいろに感化しているんでしょうね。
雄大な大陸ですね・・・
Commented by elliottyy at 2008-03-14 07:10
オランダの老夫婦の方との何気ない会話も今ではいい思い出ね。(笑)

インドといえばアンちゃん!
まだまだいっぱい思い出あるのでしょうね。
また聞かせてください♪
Commented by akageno-ann at 2008-03-14 07:12
おはよう・・いっちゃん・・・いろんな出会いを思い出に
ここまできたなあってちょっと感傷に耽ります。
いつも応援ありがとう。
Commented by kaseno-sanpo at 2008-03-14 19:40
家々の写真が、異国の感じを凄く表わしていますねえ。
赤い屋根が多いのも印象的です。
言語の事あれこれ、なるほどなあと思います。
ポチです。
Commented by akageno-ann at 2008-03-14 20:02
風さん、応援ポチ感謝です。
古い写真ですが、大好きな背景・・そして人です。
Commented by 阿音 at 2008-03-15 15:09 x
インドって。。。行ったら人生が変わるって何かで聞いたのを思い出しました。それぐらいインパクトの強い。。。独特な国なのだろうなぁと想像してみるものの。。。本当にどうなのか、ねぇさんのブログを読んでいると体験しに行ってみたくなります。

旅先や、異国での出会いは本当にかけがえのないものですね。
海外のハグという習慣がアタシも大好きで、日本に帰ってからも家族や友達をハグしたくて、仕方ないのですが、我慢する自分がいます。

そんななか。。。会ったばかりのねぇさんに何かを感じて愛情いっぱいに抱きしめてくれるマダム素敵ですね。

インドは太陽がいっぱい。。。なんか耳に残っています。
Commented by akageno-ann at 2008-03-16 14:22
阿音ちゃん、私もこの時のこのご夫人のことものすごく印象に残ってるの。狭い道を行過ぎるとき、ただ『チュース』って挨拶したら、『ヤーパン』って聞かれて、『大好きな国よ』って言ってくださて・・・
もうあれから大分お年をとられて私のこと思い出して下さってるといいなあ、って思うの。
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