アンのように生きる・・・(老育)

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かけがえのない日本の片隅からの発信をライフワークとして、今は老いていくにも楽しい時間を作り出すことを考えています。

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2009年 06月 20日 ( 1 )

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昨日のこの写真をもう一度載せたのは、この日私は新しい発見があった。
毎日ラフマニノフのピアノコンチェルト第二番を聞いていたが、今日はそのCDをケースにしまおうとして、もう一枚DVDがあるのに気づいた・・
そうこのケースの大きさからいえばそれは当然なのに、私は懲りだすとほかのことに目が行かないことがあるので、1週間気づかぬままでいた。

その時の私の心の躍動感といったらなかった。

このコンチェルトを昨年の5月ベルリンでベルリン交響楽団と収録している風景があるというのだ。

佐渡裕氏はこの時にこの曲のあり方を辻井氏にしっかりと指導している様子が垣間見られる。
ピアノを弾いいている中にも「その上の音をしっかり、ぼやけないで・・」と佐渡氏が言えば、辻井氏はすぐに反応する。
8分♪音符の表現力やダイナミックさを言葉と体に触れることで教えている。

そして構成は見事で、練習から本番へ楽章ごとにうまく映像と音楽をつなげるのだ。

あの高名なベルリン交響楽団の団員が辻井氏を見つめる目、その感動と温かさを感じる目が印象的でもあった。

特に三楽章は辻井氏はおそらくこの楽曲だけからイメージするものが私などよりずっと深いものがあることを音と表情で表していた。

一音一音を弾く事で作曲者の思いが通じてくるのだろう。

ピアノパートだけの練習から終末へとオーケストラとの競演になると 決して引けをとらないダイナミックなピアノの音との協和が感じられて感動がず~~っと長く続く。

そしてその演奏の終演後に楽団員が皆惜しみない拍手を辻井氏に送るのだ。

「素晴らしい。よくやったね。」という風に。

そして佐渡氏との抱擁でその映像は終わる。

その時の二人のまるで親子のような親しい写真がジャケットになっているのだ。

なんと暖かな、素晴らしいCDだろうか・・

佐渡氏の意図するところをくまなく受け入れて競演しようとする姿、そこまでに育っている20歳の若者

ハンデキャップなど感じられなかった。

人間はすごい生き物だと、私ももっと頑張らないといけないと思わされた。

ラフマニノフも若い時の作品だというから、この若き才能豊かな辻井氏の演奏をまた天上で祝福しているとつくづくと感じた。

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ふと昨年知人宅に聳えるように花開いた皇帝ダリアを思い出した。

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by akageno-ann | 2009-06-20 00:20 | エッセ- | Trackback | Comments(6)